今回動画でも取り上げた「人生というカオスのための解毒剤 生き抜くための12のルール」という書籍はこちら↓
この本の作者は心理学者ジョーダン・ピーターソン。現在カナダのトロントで教授職につかれています。
まずはじめに。僕のポリシーというか、本の要約の様なことをしてしまうと「視聴者が読んで氣になって終わり」というのが、人のふんどしで相撲を取っている感じがして嫌なんですよね💦
もちろん素晴らしい本の要約チャンネルもいっぱいあるので、それを否定するつもりはありません。
あくまでその本の中で僕自身が感銘を受けた箇所のみご紹介している感想文だと思っていただけると幸いです。
YouTube動画でもかなりの部分ピックアップしてお話させて頂いた「幸福と秩序」について。
これね、現代人がはまり込みやすい落とし穴を上手に解説していると思いました。
特にスピリチュアルな人は「幸福感」を大切される方が多い。それはそれで悪いことではないのですが、その幸福感は一過性のもので、幸福感を判断基準にしてしまうと、一歩間違えると「刹那的な快楽主義」でさえ肯定しかねないという危険性もあるということ。
実際、そこのところを履き違えている「ゴーイングマイウェイ」な人も一定数いる。
「塩梅」がわかる人だったらなんの問題もないのだけれど、ものの捉え方が極としか捉えられない人って割と多い。
少なくとも周囲の人も巻き込んでしまうので、幸福感を判断基準にするのは「集合意識的」にはあまり良い結果には結びつかない。
実際、発展途上国の方が幸福度ランキングは高かったりする。それに関してはサロンとメンシの限定動画でお話しているのですが、幸福感ってあくまで感想なんです。
何故なら、幸福というのは人それぞれ違う。
明確な基準があるわけではなくて、個人的な主観に基づくもの。
ある事象に対してその人がどう感じたのか。という「ポジティブな感想」なんですよね。
つまり幸福感を判断基準にすることは「物事をちゃんと判断しようとするもの」ではなくて、単なる主観に基づいた「感想」でしかない(^◇^;)
あくまで幸福感というのは「感情」の一種だと言う事を忘れずに、自分の執着を手放すことを心がけて下さいね😊✨
以前、サロン内で「良い事も悪い事も手放す様にして下さい」ってお伝えしました。
なぜ良い事に対しての執着も手放さなきゃいけないのか。
ここで伏線出来たんじゃないでしょうか😏✨
「人生というカオスのための解毒剤 生き抜くための12のルール」