ここでは以前オンラインサロン内で投稿したものを無料公開したいと思います。
曼スピ的な「スピリチュアルの捉え方」について。
スピリチュアルとは、「物質的な尺度では測れないもの」全般を指す言葉です。
つまり「精神世界」を指す言葉です。
そこから
心霊、神仏などの概念や宗教的な世界観が交わって、現在の「スピリチュアル」のイメージが固定しました。
ですが本来はスピリチュアルとは「精神世界」を表す言葉であって、今でも本質は変わっていません。
以前、動画でお話ししたことがあるのですが、
「ソウル」=「魂の系譜」
「スピリット」=「肉体の系譜」
ここで勘違いしてはいけないのは
「系譜こそが本質」であって、魂、もしくは肉体を論じているのではありません。
では「系譜」とはなんでしょうか。
それは「受け継がれてきたもの」もしくは「これから継承させていくもの」ということです。ここに本質があります。
僕たちが「肉体を持って生きる」ことで「人間として様々な問いかけをしてきた」その膨大な人類の歴史の中で状況や環境に合わせて、様々なものを取り入れ、または淘汰してきた。
人間として生きてきた「歴史」
その中で「受け継がれてきたもの」
(レガシー)
そしてこれから「継承させたいもの」
(インヘリタンス)
僕たちは人間という存在であることを通して、常にその「取捨選択」をしているということです。
さて、スピリチュアルとは「精神世界」と言いました。
人間とは「営みの歴史」です。
それは「人間として」どの様な「精神性」で生きてきたのか。そして「どの様な精神性をこれから継承させていくのか」その中間計測として現在の集合意識があります。
ですので、「スピリチュアル」とは「人として」の「精神性を高めていくための問いかけ」の結集として捉えておくと良いかと思います。
はい、そこ寝ないー(*`Д´)っ))チョーク
難しいですよね😅
簡単に言うと
要は「精神性を高める」ことがスピリチュアルの唯一の目的です。
大切なのでもう一度書きます!
「精神性を高める」ことがスピリチュアルの唯一の目的です。
「今まで受け継がれてきた精神性」
(レガシー)
と
これから「継承させたい精神性」
(インヘリタンス)
僕たちはこの2つの間で生きているということ。つまり「取捨選択権を持っているのは生きている僕たちの手中にあるということ」
僕たちは「知能面」での発達は現在の教育体制をはじめとして、人類史空前の発達を遂げています。
ですが本来ならばその両輪であるはずの「精神性」を学べる場所が基礎教育にはないということ。
寺や神社、各種宗教関連は「伝統」を重んじるので受け継がれてきた(レガシー)を大切にします。
ですが、これから未来に向けて、価値観や文化的背景に合わせた新しい視点を育てること(インヘリタンス)にはあまり向いていないというデメリットもある。
つまり、宗教関連はレガシー重視でインヘリタンスを軽視する傾向があるということ。
それとは逆に「ビジネスセミナー」などは未来に向けての話をすることが多い。
経済を中心とした「成功者としての精神性」を学ぶ機会はあります。
ですが中心教義が「経済」である以上、物差しは「経済力」になってしまいます。
「いくら稼いだか、どれだけ儲けたか」
を基準として「人を判断してしまう」というデメリットを孕んでいます。
ではスピリチュアルはどうか。
伝統を重んじるけれど、未来の話をすることも可能。「人間としての精神性」を追求することがスピリチュアルの本当の定義なので、どちらにもアクセスすることができます。
ただし、デメリットもあります。これは精神性教育が切り捨てられてきた現代社会では「オカルト」との境界線が曖昧なので、怪しげな集まりとの差別化が出来ない。
それ故に「霊が見える」とか「神仏を宿す」とか「高次元の何某」と交信するとか、そういう「いわゆる霊能力」的なものを物差しにしてしまうケースが多い。
哲学との違いは何か。
哲学は「地面を掘り進める思考方法」なんです。それとは逆にスピリチュアルの思考方法は「俯瞰して繋ぐ」ことなので、根本的に異なります。
哲学の思考パターンが歴史的に失敗したことから分かる様に「地面を掘り進めるタイプの思考」は的がドンドンすれていってしまうし、最終的に「知能」勝負になってしまいます。
まとめると
●「スピリチュアル」とは何か
▷精神世界のこと
●「スピリチュアルの目的」
▷人間としての精神性を高めること
●「スピリチュアルの利点」
▷受け継がれてきた精神性(レガシー)
未来に継承させたい精神性(インヘリタンス)を取捨選択しやすい立場にある。
スピリチュアルって聞くと特に「男性」から毛嫌いされてしまう。それもそのはず、天使が降りてきました。神からのメッセージだから、宇宙からの司令だから。こんなのばっかり聞かされていると、ちょっと胃もたれしちゃうのは仕方ないのかもしれません。
なので、今回、曼スピ的な思考体系をちょっと公開してみました。
読んで下さりありがとうございました。
という事で、ほなまた🖐